学資保険だけでは教育費が不足する、あるいはがんばって貯蓄したが、どうしても足りないなどというケースが間々あると思います。そういった場合、奨学金をまず初めに考えるでしょう。
奨学金には色々な種類がありますが、やはり一番一般的なのは、かつての「日本育英会」でしょう。現在「日本育英会」の奨学金は「独立行政法人日本学生支援機構」に統合されています。
2004年に統合されたのですが、以前の「日本育英会」と奨学金の内容にほとんど変わりがありませんので、借りる側としては一安心というところでしょう。
さて、肝心の奨学金の内容ですが、無利子の「第一奨学金」と有利子(在学中は無利息で年利3%の上限で年度で利息が変わります)の「第二奨学金」とに分かれます。
この奨学金は誰でも借りれるというわけではなく、「人物・学業ともに優れ、健康上修学に支障がなく、経済的理由により修学が困難な人」という申し込み資格がありますから、収入・所得の上限が設定され学力も条件にされています。
申し込みは学校で行いますから、在学校「予約採用」もしくは進学後「在学採用」に手続きを行います。募集の締め切りは春になっていますが、突然親が失業してしまったなどの場合、その時点での申し込みが可能です。この場合も学校を通じて申し込みを行います。
「独立行政法人日本学生支援機構」が運営する奨学金以外にも自治体の奨学金制度や民間にも奨学金制度があります。
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